脱毛の副作用、あなたはご存知ですか?

これから脱毛を始めようとしている方も、今まさに脱毛をしている方も、脱毛の副作用って考えたことありますか?

副作用とはなんぞやと、改めて意味を調べてみると「その薬や処理法の目的とする作用や効果に伴って起こる、別の有害な作用」という意味です。

つまり脱毛に当てはめてみると「ムダ毛をなくしてツルツルのお肌になりたかったのに、こんなはずじゃなかった!!」という何かしらの事態が起こる、ということになります。

せっかく費用や時間をかけて脱毛をしても、目的と反する結果が出てしまうのは嫌ですよね。

今回はそんな脱毛の副作用について、例えばどんなことが起こり得るのかを、その原因と一緒にご紹介していきます。

そして、できる限り副作用を防ぎリスクを減らせるようなお手入れの仕方や、副作用が起こってしまった時の対策についてもお話ししていこうと思います。

すでにご存知かとは思いますが、ここで言う脱毛とは、レーザーや光を皮膚に照射することによって毛根の組織にダメージを与え、毛を生えなくさせたり毛の成長を抑制させることです。

ごく一般的に脱毛に使われる光やレーザーは、皮膚の表面から3~4ミリ程度の場所、つまり毛根程度の深さにまでしか届かないので、内臓などへの副作用の心配はないとされています。

また、光やレーザーの波長は赤外線の波長なので、紫外線が原因となる皮膚ガンになってしまうという副作用もありません。

なので、副作用と聞いて「もしかして!?」と不安に感じてしまったのなら、まずはご安心ください。

脱毛の副作用その1 肌トラブル

光やレーザーを照射することによって起こる副作用の一つとして最初に挙げられるのは、お肌の発赤、炎症、火傷などの肌トラブルです。

脱毛を初めて受けた後、真っ赤に染まった自分の肌を見てびっくりした経験がある人は多いと思います。

これは、脱毛をした直後はレーザーや光から発せられた熱で皮膚の下の毛根が熱を帯びていて、その為皮膚が赤くなり火照った状態となるのです。

この程度であればまだ副作用ではなく通常の反応で、個人差もありますが大体翌日から2~3日後には赤みがスッと引いていきます。

しかし、様々な原因からその皮膚の発赤が引かずに、炎症が長引き火傷や毛嚢炎という症状を引き起こしてしまう場合があります。

ここまで来ると副作用と言えるでしょう。

毛嚢炎(もうのうえん)とは、脱毛後に毛穴がニキビのようなブツブツの状態になってしまうことです。

毛嚢炎や火傷になった場合、その部分が色素沈着を起こしてしまうこともあります。

どちらも適切な処置が必要なのは言うまでもありませんね。

火傷の原因は?

それではなぜ脱毛をすることで火傷になってしまうのでしょう?いくつかの原因があるのでご紹介します。

脱毛機器の出力が高すぎた

脱毛を行うときは毎回、肌状態や前回の脱毛効果などを考慮して出力設定を行います。

しかし、その設定がお肌の状態に合っていない高すぎる出力の場合、過度な熱を与えることになります。

脱毛の後、皮膚が赤くなってそのまま引かずに火傷になってしまうのです。

施術者の技術不足

脱毛は脱毛の種類によって、照射の仕方が微妙に違います。

どの方法でも簡単に見えて、実は技術と経験が必要なのです。

脱毛機をしっかり密着させるべきところが浮かせてしまったり、同じところを重ねて照射してしまったりと、未熟な施術者の脱毛は不安定です。

そのような場合、光やレーザーが毛根ではなく皮膚の表面に集中して火傷になってしまいます。

お肌の日焼けや乾燥

日焼けをしている場合も、脱毛による副作用を引き起こす原因となります。

日焼けをしてしまった後、お肌は赤くなっていつもよりも乾燥しています。

日焼け直後の場合は、ヒリヒリと痛みを感じることもありますよね。

その日焼けによる赤味やヒリヒリは、炎症を起こしているということなのです。

そして日焼けをしているときは、紫外線から皮膚を守るため、皮膚表面にメラニンがたくさん集まっている状態です。

そのような日焼けをした状態で脱毛をすると、毛のメラニンではなく皮膚表面のメラニンに光やレーザーが吸収され熱を発してしまいます。

ただでさえ日焼けによる炎症を起こしていたお肌は、脱毛によってさらに炎症を起こし火傷となってしまうのです。

以上のような原因があり、脱毛後の火傷は起こってしまうのですね。

火傷をしないためには?

せっかく脱毛をして綺麗なお肌になりたかったのに、火傷になってしまうなんて悲しいですよね。

そのようなことにならないよう、火傷を未然に防ぐ方法を知って、副作用を引き起こすリスクを減らしましょう!

スタッフの知識、経験を要チェック!

過度な出力による火傷の原因は、出力の設定ミスにより起こります。

また、技術不足による火傷も、脱毛機を照射するときの当て方のミスによります。

ということは、脱毛を施術するスタッフの経験や知識が大きく関係しているということですね!脱毛サロンではエステティシャンが、レーザー脱毛では医師や主に看護師が脱毛の施術を行います。

脱毛サロンで働くエステティシャンは、特に資格は必要ではないので、脱毛の勉強をしていないアルバイトのエステティシャンが施術をしているということもあり得ます。

特に価格が安く、ベットの回転率を上げなければならないような脱毛サロンの場合は、要注意です。

「医師のいるクリニックなら安心なのでは?」と思う方もいらっしゃると思いますが、そこも一応は注意が必要です。

なぜなら、皮膚科の医師や資格を持つ看護師でも、医療レーザー脱毛に関する知識がないと適切な出力設定や適切なレーザーの種類を選ぶことはできません。

ですので、なるべく実績のある医院を選ぶとか、もし可能ならば初回のカウンセリングや体験などで施術者がしっかり肌状態を見ているか、脱毛をしている最中もこまめに脱毛箇所の様子を観察しているかなどを確認してみてください。

経験や知識のある施術者なら、マニュアル通りに進めるだけでないはずです。

照射した後の状態を細かく観察し、痛みの確認や、必要なら冷却を長めに行うなど、そのときそれぞれの対応をしているはずです。

自分の肌をよく観察する

火傷を未然に防ぐには、自分の肌の状態をしっかり観察し、マメにお手入れをすることが大切です。

効果的な脱毛には、健康な肌状態を保つことが欠かせません。

お肌が白っぽくカサカサしていたり、乾燥しすぎて痒いということはないですか?また、紫外線対策などをしっかりとしていますか?

脱毛を始めたら、日焼けをしないようにこまめに日焼け止めを塗ったり、乾燥をしないように保湿クリームをしっかり塗るなどのお手入れが必要です。

最近では肌トラブル防止のために、脱毛前に皮膚の水分量を計測して、乾燥がひどい場合はその日は脱毛をしないという脱毛サロンも多いようですね。

せっかく来たのに脱毛を受けられないなんて、と思ってしまうかもしれませんが、火傷を未然に防ぐには必要なことなのです。

そのようなことにならないよう、普段からしっかりお手入れをしましょう!

また、もともとお肌が弱い方は事前のカウンセリングでしっかり伝えておきましょう。

今まで日焼けをして痒みや発赤が引かないなどのトラブルがあった方は特に注意が必要です。自分で気付いていないだけで、軽度の「光アレルギー」を持っている可能性があります。

とにかく、季節によって肌状態も変わりますから、脱毛を受けるごとに自分の肌状態を把握し伝えることが大切です。

うっかり1~2時間でも日焼けをしてしまった場合も、念の為隠さずにちゃんと伝えましょう。

脱毛をした肌を、より綺麗に見せるためにもお手入れは大切なことです。

日頃のお手入れを欠かさず、脱毛サロンやクリニックとコミュニケーションをとりながら火傷のリスクを減らして脱毛を受けましょうね☆

脱毛で火傷をしてしまったら?

もしも脱毛によって火傷をしてしまったら、すぐに皮膚科を受診し、脱毛を受けているサロンやクリニックにも報告をしましょう。

脱毛を受けているのがクリニックの場合、そこの医師に診てもらうのも良いですね。

処置が早いほど色素沈着しづらく、痕も残りづらくなります。

火傷した箇所は残念ながらしばらく脱毛を受けられなくなりますが、しっかり治療をして健康な肌を取り戻すことを第一に考えましょう!

毛嚢炎の原因は?

毛嚢炎の原因は脱毛の光やレーザーの刺激で皮膚がダメージを受け、そこが細菌感染を起こしてしまうことです。

皮膚表面には細菌は常にたくさんいます。

脱毛によってダメージを受けた皮膚はバリア機能が低下してしまい、それが細菌感染を起こし患部が炎症してしまうんですね。

毛嚢炎を未然に防ぐには?

毛嚢炎は細菌に感染する事で起こります。

未然に防ぐためには、まず脱毛した箇所をあまり触らないようにしましょう。

早く抜けないかなーとか思って気になるとは思いますが、手のひらや指先は細菌の宝庫ですから、ベタベタと触ってしまえば確実に毛嚢炎を引き起こしてしまいます。

その他には、寝具などの肌に触れる身の回りの物を清潔に保つこと、肌が乾燥しないように保湿クリームを塗るなどしっかりお手入れをして肌の健康を保つことなどが大切です!

毛嚢炎になってしまったら?

毛嚢炎になってしまった場合には、すぐに皮膚科の受診をオススメします。

診察し、治療をすればほとんどが落ち着いていきます。

掻きむしったり放っておいたりするとニキビ跡のようになってしまう事もありますので、ぜひ早めの対処をしてくださいね!

脱毛の副作用その2 硬毛化

脱毛を受けて皮膚にトラブルが出てしまう事はとても残念な副作用ですが、さらに厄介なのが硬毛化という副作用です。

硬毛化とは、脱毛をしたことにより、元々生えていた毛よりも濃い毛が生えてきてしまうことです。

二の腕や、背中やうなじなど、うぶ毛や毛が細い場所に起こりやすいようで、これは脱毛に期待する効果とは真逆の結果でとてもショックだと思います。

今まで毛が薄かったところだけに、急にニョキッと濃い毛が生えるのは仰天ですよね。

「どうして毛を無くすために脱毛をしたのに、毛が太くなるの!?」と不思議に思う方が多いと思います。

そもそも硬毛化はなぜ起きてしまうのでしょうか?

硬毛化の原因は?

硬毛化の原因は、実ははっきりと証明はされていないのです。

脱毛は、光やレーザーを肌に照射して毛根の中の毛を成長させる組織に熱によるダメージを与えます。

硬毛化してしまう場合は、そのレーザーや光が毛根の組織を活性化させているのではないかと考えられています。

特に、うぶ毛や細い毛は黒いメラニンが少なく、光やレーザーがうまく集中しないので弱い熱量しか発生しません。

そのため、うぶ毛や細い毛は脱毛は難しく、結果的にその弱い熱量は毛根を活性化させてしまい硬毛化を引き起こす、とも言われています。

これは一つの例ですが、痛みが苦手で出力を弱くしてもらったら今まで順調に減っていた箇所から、元の毛よりも濃い毛が生えてきてしまったというケースがあります。

これは、脱毛途中で薄くなってきた毛にさらに弱めの出力で照射したために、毛根にダメージを与えるほどの熱量が発生せず、逆に毛根を活性化させてしまったのではないかと考えられます。

毛を減らすためのレーザーのエネルギーが、毛を濃くするエネルギーになってしまうなんて、ひどい副作用ですよね。

しかも硬毛化は、お手入れなどをして未然に防ぐことができません。

しかし安心してください。

硬毛化してしまった毛にも、効果を発揮してくれる脱毛法があるのです。

硬毛化してしまったら・・・!?

硬毛化してしまった時の対策として有効なのが、ヤグレーザーによるレーザー脱毛とニードル脱毛です。

ニードル脱毛は毛穴の一つ一つに、針を使用して通電し毛根の組織を破壊するため、普通の毛はもちろん硬毛化した毛でも確実に処理することができます。

しかしニードル脱毛は針穴よりも小さい毛穴に針を突き刺すという、相当の技術を要する方法なので、施術者の経験は最初にしっかりチェックしてくださいね。(あと、当然ですがレーザー脱毛よりもかなり痛いらしいです。)

そして、ヤグレーザーは他の脱毛レーザーに比べ、波長が長いことが特徴です。

硬毛化してしまった毛の毛根は深いのですが、ヤグレーザーなら硬毛化した毛根にも届かせることができるのです。

ただし、全てのクリニックにヤグレーザーの脱毛機があるとは限らないので、脱毛を始めるときに確認をしておくと良いでしょう。

硬毛化は必ず全ての方に起こるわけではありません。

むしろ、どちらかと言えばレアケースに近い副作用ですので、ここまで言っておいてなんですがあまり気にしなくとも大丈夫です。ご安心ください。

ただどうしても気になるようでしたら、事前に契約前のカウンセリングの時に、硬毛化の発生状況やや対応方針などを聞いておくと良いでしょうね。

脱毛の副作用その3 汗が増える

ワキの脱毛をしてムダ毛がなくなった後、脱毛をする前よりも汗が気になったことはありませんか。

通常では、ワキ脱毛には汗の量や匂いを軽減させる効果があるとされています。

しかし実際には、反対に汗が気になるようになってしまったという方が多くいらっしゃるようです。

汗が気になってしまう理由とは?

脱毛をして汗の量が増えた、というのは実は本当の副作用とは言えないのです。

実際のところは、今まで毛で止まって蒸発していた汗が、脱毛をして毛がなくなったので直接皮膚をつたうようになったため感じやすくなった、ということなのです。

中には脱毛の直後は一時的に、光やレーザーで汗を出すエクリン腺を刺激し発汗が増えるのでは、という説もありますがそれはあくまでも一時的な事のようです。

発汗量は精神的なことに影響を受けやすいので、「脱毛で汗の量が増えた!」と思うことで発汗量が増えるという事も考えられます。

一言で言ってしまうと、要は「気のせい」であることがほとんどです。

汗の量が気になるなら

しかし、どうしても汗の量が気になるという場合は、多汗症治療であるボツリヌス菌を注入するという方法があります。

ボツリヌス菌注入は顔の表情ジワを無くすことで有名ですが、汗腺の働きを抑える効果があります。

3~4ヶ月は効果が持続するので、夏前に行えば夏は汗を気にせずに快適に過ごすことができますよ!

ただしこの手の治療はお値段が数万円~数十万円と、結構お高めなので要注意です。

当サイトに寄せられた脱毛の口コミ体験談では汗が増えたなどの報告はされていませんので、「脱毛」と「汗が増えたように感じる現象」とは切り離して考えた方が良いですね。

脱毛による副作用を最低限にするために

脱毛をすることで起こり得る副作用をご紹介させていただきました。

全ての副作用を未然に防ぐことは、自分の力だけでは限界がありそうですね。

しかし、お肌のお手入れをこまめにしてお肌を清潔に保つこと、自分のお肌の状態をしっかり施術者に伝えること、脱毛するサロンやクリニックの副作用についての対処法を事前に確認しておくことで、副作用のリスクを最低限に抑えることができるのではないでしょうか。

もし、副作用が出てしまっても焦らずに適切な処置をすることで、大事に至らずに済む事もあります。

日頃のお手入れで自分のお肌の様子をしっかりチェックして、小さな変化にも早めに気付けるようにしましょう!