後悔しないIライン脱毛についてお教えします
VIOゾーンの脱毛を考えた場合、ハイジニーナ(VIOゾーンを無毛にすること)にされる方も多いそうですが、皆さんはどのようにVIOゾーンを脱毛しているのでしょうか?
「Vライン(ビキニライン)」については、他の人の目に触れるため、形を整えるように脱毛される方が多く、また、多数派ではありませんが、無毛にされる方もいらっしゃるそうです。また、「Oライン(肛門周辺)」は人の目に触れることは少ないかもしれませんが、残す意味もないので、VIO脱毛をされる方のほぼ全てが無毛にされるようです。
では、「Iライン(陰部の両側周辺)」についてはどうでしょうか?VIO脱毛をされるときに悩まれる方も結構いらっしゃるのではないかと思います。
今回はそんなIライン脱毛にスポットを当ててお話をさせていただきたいと思います。
Iライン脱毛で失敗しないために 後悔しないVIO脱毛
Iライン脱毛 その1 「Iライン」ってどこの部位?
VIOゾーンについてですが、「V」がビキニライン、「I」が陰部の両側周辺、「O」が肛門周辺のアンダーヘアのことを指します。
VゾーンやOゾーンは分かりやすいですが、Iラインは少し分かりにくいかもしれないので、捕捉させていただきます。
まず、Iラインの上部ですが、ここはVラインとの境界線になります。正面から見た時に、性器の割れ目が見える辺りからがIラインと呼ばれます。ちょうど、下着のクロッチの前の縫い目辺りになります。
※クロッチとはパンツの股間部にある、布が二重になっている部分のことです。
Oラインは肛門を中心に半径2㎝程の部位を指します。そのOラインに繋がるところまでがIラインになります。
このVIOゾーンについてですが、「VIO」と3部位に分けているところもあれば、さらに細かく7つに分けているところもあるので、契約を交わしたり、脱毛を行う前に部位の確認を必ず行うようにしましょう。
Iライン脱毛のメリット
Iライン脱毛を行うと多くのメリットがあります。そのメリットの内、主なものを以下に挙げさせていただきます。
- 蒸れにくくなる
- 生理時の経血や、おりものがムダ毛につかなくなり衛生的
- 水着や下着からムダ毛がはみ出していないか、心配しなくて済む
主なメリットはこの通りですが、特に蒸れにくくなり、生理時のニオイが軽減されるという効果もあると言われています。Iラインの脱毛で衛生的になるというのは大きいですね。
では、Iラインを脱毛すると困ることってあるのでしょうか?
Iライン脱毛のデメリット
Iライン脱毛のデメリットについて、主なものを以下に挙げさせていただきます。
- 脱毛時に施術者に部位を見られるのが恥ずかしい
- 脱毛時の痛みが他の部位に比べて強いことがある
- 脱毛までにかかる回数が他の部位より多いことがある
Iラインを脱毛するデメリットについて考えてみたのですが、「これといってない・・・」というのが、本音なんですよね(笑)
上で挙げさせていただいたものも、強引に考えてみたところがあり、脱毛するデメリットというよりは、「脱毛時のデメリット」になっていますね。
ただ、Iラインを含めたVIO脱毛を行う際に、必ず気をつけていただきたいことがいくつかあります。
Iライン脱毛 その2 VIO脱毛をする際は形をよく考えて
VIO脱毛を行う時に気をつけていただきたいことは、実際に脱毛をする前に、「どのようなアンダーヘアの形にするかよく考える」ことです。
脱毛サロンに行く目的は「脱毛をしたい」だと思うので、基本的には全部位のムダ毛全てを脱毛するでOKだと思いますが、VIOゾーンだけは例外で気をつけなければいけません。
どのような、失敗例があるか挙げさせていただきます。
- もっと残しておけば良かった・・・、と後から後悔する
- パートナーに「そこまで頑張らなくてもいいのに」と言われてしまう
- 思い切ってハイジニーナにしたものの、公衆浴場等で人目が気になる
- Vゾーンをスター型、ハート型にしたものの後から後悔する
一度脱毛が完了してしまうと、脱毛した部分のムダ毛は基本的には元に戻りません。Oラインで後悔する方はほとんどいらっしゃらないと思いますが、Vライン、Iラインを脱毛する前は、「後で後悔しないか」ちゃんと考えてから、脱毛を開始するようにしましょう。やり過ぎて後悔するというパターンは結構多いそうです。
また、Vラインの形に悩む方が一番多いと思いますが、Vライン単体だけで考えるのではなく、Iラインと繋がる部分が不自然にならないかも、しっかり考えるべきです。Vラインのデザインによっては、Iラインが無毛だと不自然になり、違和感が残る場合があります。
「もう少し残しておけばよかった・・・」という事にならないためにも、VIO脱毛を開始する前に、VラインとIラインの繋がりについて、よく考えるようにしましょう。
その際、脱毛サロン、美容外科・クリニックのカウンセリングでプロのアドバイスを受けることをオススメします。
VIO脱毛について、別記事にも書かせていただきました。お時間のある方は読んでいただけると嬉しく思います。
>> VIO脱毛で失敗しないために
Iライン脱毛 その3 「Iライン」は全部脱毛した方がいい?
脱毛サロンのスタッフやカウンセラーに、Iラインの脱毛について聞いてみると、「ほとんどの方が、Iラインは全部脱毛されますよ」とアドバイスされると思います。これは脱毛サロン側の利益を優先してそう言っているわけではありません。実際に口コミサイト等を調べると、多くの方がIラインのムダ毛を全て脱毛していることが分かると思います。
ただし、先程挙げさせていただいた通り、Vラインのデザイン次第では、Iラインを全部脱毛してしまうと、不自然に見えてしまうことがあります。具体的な例としては、Vラインを人気のある、小さめの逆三角形にして、Iラインを全部脱毛すると、正面から見た場合、陰部の割れ目部分が目立って見えてしまう場合があります。もちろん、女性の下半身をじっと見る人はあまりいないと思うので、本人の気持ちの問題だと思いますが、公衆浴場や温泉等で恥ずかしい思いをしたという方もいらっしゃるようです。VIゾーンの形や毛量は人によって様々なので、こういった不自然な仕上がりにならないように、カウンセリング時にカウンセラーにしっかり相談し、デザインを決めるようにしたいですね。
もし、Iラインを全部脱毛しない場合は、どのような形にするのがよいのでしょうか?オススメのデザインはVラインからIラインにかけて徐々に毛量が減っていくように、グラデーションをつけるデザインです。もう少し分かりやすく言うと、VラインからIラインにかけての「先端部分」を少しだけ残すことで、前から見た際の違和感をなくし、自然なデザインに仕上げるのがオススメです。不自然な仕上がりにならないようにするには、その部分だけ気をつけていれば、それ以外のIラインについては全てのムダ毛を脱毛しても不自然な仕上がりにはならないと思います。
VIOゾーンのデザインについては、人によって好みは様々だと思いますので、こちらでお話させていただいた内容も参考にしていただければと思います。
Iライン脱毛の流れ
VIO脱毛をしたいけど、なかなか踏み出せない方は多いようです。その理由の一つに「VIOゾーンを施術者に見られるのが恥ずかしい・・・」というものがあります。
確かに他の方に陰部をじっと見られるのは恥ずかしいですよね・・・。ですが、施術者は何度もVIOの施術を行ってきていると思いますし、施術を受ける側が想像するよりも、何とも思っていないと思います。そう考えると少し気持ちが楽になりませんか?
また、VIO脱毛をした方の多くが、「最初は恥ずかしかったけど、すぐに慣れて気にならなくなった」と言われています。芸能人、有名女優、人気モデルでも多くの方が、VIO脱毛をされていたり、ハイジニーナにされているそうです。実際にハイジニーナにしていると公言されているタレントさんもいらっしゃいますね。多くの方がVIO脱毛を受け、ツルスベ肌をゲットされています。勇気を出して、一度カウンセリングに行ってみると前向きな気持ちになれるかもしれませんね。
実際にどのような流れでVIO脱毛が行われるのか気になる方もいらっしゃると思います。どのような格好で、どのような体勢で施術するのか・・・。具体的に紹介させていただきます。脱毛サロンによって違いはあるかもしれませんが、だいたいの流れは以下の通りです。
- 使い捨ての紙パンツに着替える。またはタオルを巻く。
- 仰向けになって寝て、片足ずつ膝を立てて外側に倒した状態で施術を行う。
- 紙パンツは履いたまま(タオルを巻いたまま)、少しずつずらしながら施術を行う。
具体的にはこのような感じですが、何か気になる部分がある方は、カウンセリング時に確認をするようにしましょう。施術時間ですがVIO全体の場合、30分程度かかるそうです。初めのうちは恥ずかしいと思いますが、施術者の方もその気持ちを理解して、リラックスできるように話しかけてくれると思いますし、回数を重ねていく毎に恥ずかしさも少なくなっていくと思います。
Iライン脱毛と男性の反応について
「施術時の恥ずかしさ」の他にも、VIO脱毛に踏み切れない理由があります。それは「男性の目線が気になる」というところだと思います。具体的にどのように悩むのかは以下の通りです。
- 性に対して積極的な女性だと思われないか
- 風俗関係の仕事をしていたと思われないか
- パートナーにそんなに気合いを入れなくても・・・と思われないか
こちらは男性側に対して行ったあるアンケートの結果です。
しなくていい | どちらでもいい | して欲しい | |
---|---|---|---|
20代 | 3% | 19% | 78% |
30代 | 5% | 27% | 68% |
40代 | 20% | 46% | 34% |
この結果から、半数以上の男性がIラインの処理をして欲しいと思っていることがわかります。Iライン処理をして欲しい理由は様々あると思いますが、多かった意見を挙げさせていただきます。
【Iライン脱毛に関する男性の意見】
- 清潔感があっていいし、美意識も高い感じがする。
- 下着や水着からムダ毛がはみだしていたらがっかりするから、処理はして欲しい。
- ハイジニーナまでする必要はないけど、全く手入れしていないのはどうなのかと思う。
Iラインを含むVIO脱毛をしたいとは思うけど、どこで脱毛するのがオススメ?という方のために、ミュゼのVIO脱毛についてご紹介したいと思います。
Iライン脱毛 その4 危険なIラインの自己処理について
IラインはVIOの部位の中でも最もデリケートな部分です。また、身体全体の中でも最も黒ずみを起こしやすい部位でもあります。黒ずみを起こす原因の中で最も良くないのが、「自己処理」です。
以下に黒ずみを起こす原因を挙げさせていただきます。
下着が擦れて黒ずみを起こす
Iラインが最も黒ずみを起こしやすいと言われるその原因についてですが、一番の原因は下着による擦れや締め付けです。最近では女性用のトランクス等もあるそうですが、普段着用されている方は少ないようです。
多くの方は通常の下着を履かれていると思いますが、これが原因で黒ずみを起こしてしまう場合があります。
ショーツの中は蒸れて細菌が繁殖しやすくなっていますし、性器付近の肌と下着が擦れて、肌の角質が傷つき剥がれてしまうといったことがよく起こります。
これはIゾーンに限った話ではありませんが、角質が傷ついた場合にそれを補修するためにメラニンが生成され、色素沈着や黒ずみを起こします。
もともとIラインはメラニンが多く存在する部位であるため、色素沈着を起こしやすい部位であると言えます。
このように、Iラインはもともとメラニンが多く存在する上、下着と肌が擦れるので、過剰にメラニンが働き、色素沈着の原因となります。
一番NGなのは自己処理のし過ぎ
普段からIラインの自己処理を行っている方は多いと思いますが、皆さんはその際どの方法でムダ毛を処理されていますか?もし、カミソリで処理をされているなら、その処理方法は止めることをオススメします。
カミソリでの除毛ですが、Iラインに限らず肌にとって良くありません。ムダ毛を剃る際に角質まで削り取ってしまいます。それを繰り返す内に肌はダメージを受け、カミソリ負けを起こしてしまうこともあります。
Iラインは全身の中でも最もデリケートな部位です。そのIラインをカミソリで処理するというのはとても良くないと言えます。Iラインのムダ毛処理ですが、電気シェーバーを使うようにしましょう。
また、他の部位についても、電気シェーバーを使うことをオススメします。
ホルモンバランス
女性ホルモンの乱れも肌が黒ずみを起こす原因となります。
女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)があり、不規則な生活、過度のダイエット、喫煙、睡眠不足等が原因で二つのホルモンのバランスが崩れる場合があります。
ホルモンのバランスが崩れるとメラノサイトという色素細胞が刺激され、過剰にメラニンが生成されます。その結果、黒ずみが起こってしまいます。
さらに女性ホルモンが乱れてくると、新陳代謝にも影響が出て、肌のターンオーバー(新しい角質ができて、古い角質が押し出されること)が正常に行われなくなります。黒ずみが起こっても通常であれば、肌のターンオーバーで解消されていきます。もし、ホルモンバランスの乱れていれば、肌のターンオーバーが遅れ、黒ずみの解消も遅れることになります。
Iライン脱毛 その5 Iラインの黒ずみ・色素沈着の解消方法
Iラインが黒ずみを起こしてしまった場合、どのようにすれば解消することができるでしょうか。
一番大切なことは、規則正しい生活をし、身体の内部から黒ずみを解消していくことです。女性ホルモンの乱れが黒ずみの原因の一つなので、不規則な生活を送っている方は生活習慣を見直したり、バランスのとれた食事を心がけることが重要です。
ホルモンバランスの乱れを正すことで、黒ずみもある程度解消することができますが、他にも黒ずみを起こす原因があることを見てきました。
Iラインの黒ずみは「下着の擦れ」、「自己処理によるダメージ」等の外部から受ける刺激が主な原因です。それらの原因を解消するためにも、Iラインの脱毛を検討されることをオススメします。
もし、既に黒ずみが起こってしまい、気になるレベルにまでなってしまっていたら、黒ずみケア専用の美白クリームを試してみるといいかもしれません。美白クリームは、肌の内部まで浸透し、肌の奥から黒ずみの改善を行ってくれます。
Iライン脱毛をして、デリケートゾーンを清潔に保つことは重要ですが、もし、黒ずみが残ってしまったらせっかくの脱毛も美しさが半減してしまいます。脱毛と一緒に黒ずみのケアについても行うようにしましょう。
カミソリ等での自己処理を続けていくと、どうしても肌にダメージを与え続けることになり、カミソリ負けや赤みを起こしたり、色素沈着や黒ずみの原因となってしまいます。光脱毛や医療レーザー脱毛を行うことで自己処理が不要になり、肌の透明感が増します。自己処理を続けている人と、脱毛を完了させた人の肌を見比べると透明感がまるで違うそうです。
Iライン脱毛 その6 まとめ
今回の記事について、簡単にまとめさせていただきたいと思います。
VIO脱毛する前に形をしっかり検討すること
Iラインを含めたVIOゾーンの脱毛を行う場合は、事前に「どのようにしたいか」、サロンや美容外科・クリニックのカウンセリング等を利用し、しっかり決めるようにしましょう。
一度脱毛を完了してしまうと元には戻せないので、勢いでデザインを決めないように気をつけましょう。
Iラインの黒ずみについて
Iラインは全身の中でも最もデリケートで黒ずみが起こりやすい部位です。黒ずみを気にする男性も多いそうなので、黒ずみを起こさないように、生活習慣を正したり、肌に負担のかかる自己処理を止めるようにしましょう。
そういった、自己処理のダメージを防ぐ意味でも、光脱毛、医療レーザー脱毛でIラインを処理することにはメリットが多くあります。